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3:(no_name)  ID:#34163989b2    2017-12-06 22:39:21

例えば、「とても元気」なんだけど「電車に乗っている」。スマホでできる資料作成には限界がありますから、それなら本やニュース記事を読んでインプットに充てるほうがいいでしょう。 「元気」で「家にいる」なら、文章を書くような集中して考える仕事があっているでしょうし、「元気」で「コワーキングスペースにいる」なら、人と接して情報収集したり、影響力を発揮したりするのがいいですね。 逆に「元気がない」のに「オフィスにいる」なら、すぐに帰ったほうがいいんです。「課長がいるから帰れない」じゃなくて、帰したほうがいい。あるいは、少し昼寝の時間をはさんで、元気を取り戻すのもいいでしょう。 そうやって、自分の健康・エネルギー・時間というかぎられたリソースを最適化する。アウトプットが高くなればなるほど、労働時間だって短縮できるじゃないですか。最近はGoogleのような大企業だけじゃなくて、ベンチャーでもそういう認識が広がってきていますよ。 Eコマースサイト『北欧、暮らしの道具店』を運営するクラシコムの代表取締役、青木(耕平)さんと先日対談したのですが、彼の会社ではかならず18時に退社できるようにバッファをとって、一日8時間のうち4時間くらいはしっかり仕事をして、残りは「自由」にさせているそうです。 自由だから、雑談するでも、ぼうっとするでも、何をやってもいい。YouTubeで動画を観ていたっていい。ただし、おもしろかったのは「自分が暇だというのをまわりに示す」必要があるそうです。 ー「自分は暇です」と、あえてまわりに知らせるのですか? はい。青木さんのその話を聞いて、「そういえばGoogleでも同じだったな」と気づいたんです。日本人がシリコンバレーにあるGoogleのキャンパス(オフィス)を訪れると、よく「社員がまったく仕事をしていない」と驚くそうです。